―ソフト情報―
「リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産」対応機種:ニンテンドー3DS
メーカー:セガ
発売日:2012年1月19日
価格:6090円(税込)
ジャンル:リズムアクションアドベンチャー
プレイ人数:1〜2人
CERO:B(12才以上対象)
通信:ローカルプレイ、ダウンロードプレイ、すれ違い通信
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君の心にリズムで刻む、忘れられない物語。
セガが送るリズムとストーリーが融合した新規タイトル「リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産」が発売されました。
榮倉奈々さんや上島竜兵さんなどが出演するCMでも話題ですね。
今回はそんなニンテンドー3DS期待の新星
「リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産」のファーストインプレッションです。
このゲームは主人公・ラルフ(怪盗R)を操作し、
パリの街中を移動して人々と会話をし、時折、登場するリズムゲームをクリアして物語を進めていくリズムアクションアドベンチャーです。
まぁ、簡単に言ってしまうと、
「レイトン教授」のナゾトキが「リズム天国」みたいなリズムゲームになったイメージだと思っていただくと分かりやすいと思います。
勿論、
単純に置き換えられただけではないのです。
「リズム怪盗R」の特徴として、
街中で集められる「音」を使用して物語を進めていくことが挙げられます。
街中で音の鳴るものをタッチした際、その音をレコーダーに録音することができます。
レコーダーに録音した音はいつでも呼び出すことができるので、必要な場面で必要な音を呼び出して物語を進めていく必要があります。
リズムゲームには大きく分けて
3つの種類があります。
タッチ&スライド…リズムに合わせて下画面をタッチやスライドするタイプのゲームです。
ボタン…リズムに合わせて指定されたボタンを押すタイプのゲームです。
ジャイロ…リズムに合わせてニンテンドー3DS本体を上下左右に傾けるタイプのゲームです。
中にはボタン+ジャイロの様な組み合わさったゲームも登場し、
リズムゲームの総数はなんと50個もあります。
ストーリーを追いながらリズムゲームを遊んでいくストーリーモード以外にも
ローカルプレイ&ダウンロードプレイに対応した対戦モードや
すれちがい通信にも対応。
ローカルプレイでは8種類、ダウンロードプレイでは3種類のリズムゲームで対戦可能です。
すれちがい通信ではすれちがった相手のハイスコアと対決してファンを増やしていく
ファン獲得バトルが行えます。
○良かった点
・音に主軸を置いた芯の通ったゲームデザイン見た目がどうみても「レイトン教授」シリーズと酷似していて、単純にナゾトキ部分がリズムゲームに置き換わったものが来るんだろうなぁ、と思っていましたが、いい意味で
予想を裏切るオリジナリティの高い作品でした。
このゲームのキモは何といっても音。
ストーリーに沿った内容のリズムゲームをクリアして物語を進めていく、というのは勿論、街中で集めた音を使って物語を進めたり、音にまつわる謎を解く場面があったり、とにかく
音にこだわってゲーム全体がデザインされているので、ただの二番煎じではない、すうっと通った筋みたいなものが感じられて、とても好感が持てました。
・多彩で熱くなれるリズムゲームこのゲームではストーリーの進行に合わせてリズムゲームをプレイすることになるのですが、どのゲームもストーリーに沿った内容になっていて、
クリアをするのにまず熱くなれます。また、ストーリーとシンクロしたリズムゲームだけでなく、街中でお遊び的に楽しめるものもあり、
リズムゲームのバリエーションが豊富なのもいいですね。
タッチだけでなくボタンやジャイロも使用していて
操作に縛られていないのもバリエーションの豊富さに一役買っています。さらに
一度クリアしたリズムゲームはいつでも遊べるようになるので、クリア後はハイスコアを狙って繰り返しプレイする楽しみもあります。
リズムゲームのハイスコアはすれちがい通信でも利用されるので、自慢のスコアが送れるようちょっと熱くなっちゃいますね。
・移動が快適、しかも目的地へのルートが分かりやすいこのゲームはアドベンチャーパートの時、上画面にマップ、下画面にその場所の様子が表示されます。
下画面をタッチすることでその場所にいる人に話しかけたり、様々な場所を調べることが出来るのですが、場所を移動するのにはスライドパッドを使用します。
この為、
移動したいと思った時にすぐにマップを移動出来るので、ストレスなく進んでいくことが出来ます。
また、上画面にはストーリーを進める上で向かうべき目的地へのルートが赤く表示されているので
迷ったりしないのもいいですね。
○イマイチだった点
・メダルをゲットした時のテンポが悪い街中をタッチで調べたり、リズムゲームをクリアするとショップでムービーなどの購入やお助けアイテムの購入に使えるメダルが手に入ります。
ただ、街中で気になる場所をタッチしてメダルを手に入れた時のちょっともっさりした反応が気になりました。
基本的に下画面を連打したりしているので、テンポがもやっとしてしまうと調子が狂っちゃいますよね。
もう少しレスポンス良く手に入ってもよかったと思います。
・メッセージの文字が少し小さい些細なことなのですが、キャラクターたちのセリフの文字が少し小さいと思いました。
アドベンチャーなので
もう少し読みやすい大きさにしてくれるとよかったです。
○総評ただの二番煎じで終わらない。
リズムアクションアドベンチャーという新ジャンル誕生の瞬間です。かつて「レイトン教授」シリーズが無機質だったナゾトキにストーリーを加えることで、ナゾそのものを解く楽しみを増加させたように、このゲームもバラバラだったリズムゲームというものにストーリーを加えることで、
リズムゲームをクリアする楽しみをさらにアップさせてくれました。
勿論、
リズムゲームとしての気持ちよさは数々のリズムゲームを手がけてきたセガならではの安心のクオリティ。
更にリズムゲームをメインに据えただけあって音を使った謎解きが用意されていたり、見た目とは裏腹に
個性の光る作品に仕上がっています。
それだけにリズムゲームが遊べるだけの体験版は非常に惜しいと思います。
アドベンチャー部分があってこそのゲームなので、あれだとこのゲームの魅力の全ては伝わらないですよね。
このゲームの魅力は体験版で垣間見れる以上のものがありますよ。
今ここにリズムアクションアドベンチャーという新しいジャンルが誕生した瞬間だと思うので、ぜひこの新しい体験を楽しんでみて欲しいと思います。
―関連サイト―
リズム怪盗R 皇帝ナポレオンの遺産 | 株式会社セガ
http://r.sega.jp/